「マイケル・ジャクソン THIS IS IT」DVDが発売

昨年、ピナ・バウシュマース・カニングハムという二十世紀舞踊の革新者が相次いで亡くなったのはコンテンポラリー・ダンスファンや舞踊関係者にとって痛手でした。でも、より広範な人々やさまざまなジャンルのダンスを踊っているアーティストにとってショックだったのが“キング・オブ・ポップ”ことマイケル・ジャクソンの死ではないでしょうか。
現在発売中の「週刊文春」(12/31・1/7新年特大号)には、作家・井上篤夫氏による特別読物としてマイケルと姉と弟のように深い交流を重ねたリズこと往年の大女優エリザベス・テーラーとの純粋で無償の愛を綴った名文章が載っており、涙を誘わずにはいられませんでした。生ける伝説だったマイケルは、死後も不滅の伝説となるでしょう。
マイケルの死後公開されたドキュメンタリー映画マイケル・ジャクソン THIS IS IT」はコンサート「ディス・イズ・イット」のリハーサル映像を収めたものであり、短期間公開ながら世界中でヒットしました。興行収入の割合でみると、日本でのヒットが顕著。わが国のファンのマイケル熱を証明しているのでは。現在も一部映画館で再上映中です。
今月下旬にはDVD等が発売されますが、某大手レンタルビデオチェーン店では、今のところレンタルは無しとのこと。店頭ではそう表示されていました。まだ一部劇場とはいえ上映中ですので、今からでもスクリーンで観るか、あるいはネットや店頭で予約して割安でDVDかブルーレイ(それぞれさまざまの特典付)かを入手したいところ。