国際美術展の楽しみ方
「あいちトリエンナーレ2010」、「瀬戸内国際芸術祭」という国際美術展が今夏からはじまり10月末まで開催されている。マスコミ等でも大変な話題に。
あいちは大体主なところは回って、瀬戸内は直島の展示等の一部しかみていないが、いずれの会場や街角等でも、公式ガイドブックや見どころを紹介したWEBページをプリントアウトしたものを持ち歩いている人をひんぱんに目にする。自分もそこまではしなくても、会場図等を観て、スケジュールを立てたり、どれを観ようかと思案する。
情報誌等でおいしいお店を探したり、いろいろな用意されたプランのなかから観光地を定めたりするのと同じようで、なんだか味気ないというか、アートを消費しているという感も。でも、こういった大規模な国際美術展となると、そうしないと回りきれないし、全貌が想像もできなくなる。致し方ないというか、やはり必要なのだろう。
公式WEBサイト等でのリアルタイムの情報更新も頻繁で確かに役に立つ。ガイド本やマップも含めて情報がたくさんあるなかでどうやって自分流の楽しみ方ができるかがイベントに踊らされることなくしっかりと作品を鑑賞していくための視座となるのだろう。
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