Noism1「OTHERLAND」レポート配信&Noismの活躍について

バレエ情報サイト「BALLET FACTORY(大人からのバレエ.com)」(運営:健康ジャーナル社)のBallet Column「高橋森彦のバレエ&ダンス逍遥」が配信された。
5月末に新潟で上演されたNoism1「OTHERLAND」について感想を寄せた。
Noism1 外部振付家招聘企画第4弾「OTHERLAND」〜異なる土地(OTHERLAND)に挑んだNoismの新境地
http://www.ballet-factory.com/ballet-hyakka/gotheater/balletanddance/index.html
アレッシオ・シルヴェストリン、稲尾芳文、金森穣による、三者三様の舞踊哲学の込められた作品を、Noism1のダンサーが錬度高く柔軟に対応して踊った新境地について触れている。ご高覧いただければ幸いである。村井勇氏による豪華舞台写真付!
2004年4月、りゅーとぴあ新潟市民芸術文化会館が舞踊部門芸術監督に金森穣を迎えて劇場専属のプロフェッショナルなダンスカンパニーとしてNoism(ノイズム)を設立したことは、日本のダンスシーンの新たな幕開けを予感させるものだった。
私は、彼らの旗揚げ公演『SHIKAKU』(2004年)を東京パークタワーホールで観て以来、東京・新潟等で『black ice』(2004年)、『no・mad・ic project』(2005年)、『Triple Bill』(2005年)、『NINA〜物質化する生け贄』(2005年)、『能楽堂公演』(2006年)、『sence-datum』(2006年)、『TRIPLE VISION』(2006年)、『PLAY 2 PLAY〜干渉する次元』(2007年)、『W-view』(2007年)、『Nameless Hands〜人形の家』(2008年)、『NINA〜物質化する生け贄(ver.black)』(2008年)、『ZONE〜陽炎 稲妻 水の月』(2009年)、『Nameless Poison〜黒衣の僧』(2009年)、劇的舞踊『ホフマン物語』(2010年)、『Nameless Hands〜人形の家(再演)』(2010年)、Noism2春の定期公演(2010年、2011年)と、Noismの本公演として記録されているものはすべて観ることができた。
2008年には、金森が振付家としては異例ともいえる若さで芸術選奨文部科学大臣賞を受けるなど社会的評価を受け、海外7か国10都市で公演を行い、世界的にも活躍している。Noism/金森穣が果たしてきた仕事は、日本の舞踊界、そして文化行政等に対し大きな風穴を空けるもの。新潟市がその活動に理解を示しサポートを続けているのは喜ばしい限りだ。研修生カンパニーNoism2も軌道に乗っているし、金森は手兵とともに今夏「サイトウ・キネン・フェスティバル松本2011」に参加し、オペラ『青ひげ公の城』&バレエ『中国の不思議な役人』を演出・振付する。さらなる展開を楽しみにしたい。


[rakuten:topculture:10238747:detail]


芸術の神様が降りてくる瞬間

芸術の神様が降りてくる瞬間


NINA materialize sacrifice [DVD]

NINA materialize sacrifice [DVD]


PLAY 2 PLAY [DVD]

PLAY 2 PLAY [DVD]


no・mad・ic project version Noism05 [DVD]

no・mad・ic project version Noism05 [DVD]


SHIKAKU [DVD]

SHIKAKU [DVD]


black ice [DVD]

black ice [DVD]