2011-05-01から1ヶ月間の記事一覧

新書館「ダンスマガジン」月刊化20周年!

新書館の発行する「ダンスマガジン」が2011年7月号をもって月刊化20周年を迎えた。 27日発売の同号では20周年特別企画として「ダンスのいま、そして未来」という特集を組んでいる。数々のスターダンサーが登場した20年分240号の表紙をすべて掲載。月刊化以後…

横浜ダンスコレクションEXコンペティション審査員講評

今年2月に行われた、コンテンポラリー・ダンスの若手新進振付家の登竜門といわれる「横浜ダンスコレクションEX」コンペティションの審査員講評が掲載されている。 この種のコンペで問題なのは審査の経緯や審査員の評価が示されぬままうやむやに終わること。…

東京文化会館「青少年のための舞台芸術体験プログラム」および青少年・学生への優待サービスについて

わが国きってのオペラ・バレエ・オーケストラの殿堂として知られる東京文化会館では、平成21年から「青少年のための舞台芸術体験プログラム」を行っている。 http://www.t-bunka.jp/program/index.html 海外からの招聘元やオペラ/バレエの上演団体の協力を…

ダンス・トリビア☆ボヴェ太郎、酒井幸菜、木村愛子、三者の共通点とは!?

コンテンポラリー・ダンスの新たな才能のなかでも個人的に注目している人たちは少なくない。なかでも、ここでご紹介する、ボヴェ太郎、酒井幸菜、木村愛子というアーティストの名はご存じだろうか?3者すべての舞台を意識して観ていれば、筋金入りのコンテン…

平田オリザのメッセージと、こまばアゴラ劇場の支援会員制度

平田オリザの主宰する劇団「青年団」の本拠地として知られるこまばアゴラ劇場の公式ホームページに平田が寄せたメッセージがネット上等で反響を呼んでいる。 文化庁重点支援施設採択について(2011.4.30) http://www.komaba-agora.com/info/ 本年度から本格的…

vol.3 平山素子〜近年の動向と最新作『月食のあと』リ・クリエイションについて

このカテゴリでは、私が敬愛する、いま、もっとも見逃せない、そして確実に次代を担うに相違ないアーティストについて紹介し、簡単な作家論めいたことを記している(vol.1は矢内原美邦、vol.2は森優貴 バックナンバー参照)。vol.3では、わが国の現代ダンス界…

ポールラッシュ・ドリームプロジェクト(”清里フィールドバレエ”心の震災復興プロジェクトフィールドバレエ巡回公演)

先日、このblogでもご紹介したが(http://d.hatena.ne.jp/dance300/20110420/p1)、山梨県・清里高原のリゾート施設「萌木の村」(代表:舩木上次)、バレエシャンブルウエスト(主宰:今村博明・川口ゆり子)が毎夏、「萌木の村」特設野外劇場で行っている「清里フ…

2011年5月 ダンス編

ダンス系は大御所から新鋭まで盛りだくさん。 大御所では、まず勅使川原三郎『サブロ・フラグメンツ』(5/1-8 川崎市アートセンターアルテリオ小劇場)。御大・勅使川原やこのところソロ作品を師に振付けてもらうなど活躍する弟子の佐東利穂子らが出るグループ…