2010-01-01から1ヶ月間の記事一覧
社団法人日本バレエ協会主催の「J・B・A ヤング・バレエ・フェスティバル」は春の恒例行事して定着し、今年で21回目を迎えました(1月29日 ゆうぽうとホール)。日本バレエの次代を担っていく若くて活きのいい感性に出会えるのが魅力的です。また、近年では新進…
アジア最大級のコンテンポラリーダンスフェスティバル「横浜ダンスコレクションR」が2月4日から11日まで行われます。国内外の新進振付家を発掘・支援・育成することを目的として開催されるコンペティション「横浜Solo x Duo +」は決選が4日間にわたって催さ…
「ダンスマガジン」3月号が届きましたので早速拝読しました。DANCE MAGAZINE (ダンスマガジン) 2010年 03月号出版社/メーカー: 新書館発売日: 2010/01/27メディア: 雑誌 クリック: 9回この商品を含むブログ (3件) を見るマリインスキー・バレエやギエム&カ…
今年は前期ロマン派音楽を代表する作曲家フレデリック・ショパン(1810〜1849年)の生誕200年にあたっています。ショパンといえば、自らピアノを演奏する傍らピアノ独奏曲を数多く作りピアノの詩人ともよばれる音楽史上に燦然と輝く存在。しかしながら、生涯を…
現在、東京のバレエ・シーンにおいて活躍するプリマのなかで大きく注目されるひとりが志賀育恵(しが いくえ/東京シティ・バレエ団)です。評論活動を始める以前から東京シティ・バレエ団の公演には通っていましたが、志賀の踊りをみるのはいつも至福のひとと…
第62回カンヌ国際映画祭クロージング作品として話題を集めた映画『シャネル&ストラヴィンスキー(原題:Coco Chanel & Igor Stravinsky)』が1月16日に公開されました。稀代のデザイナーであったココ・シャネルと作曲家イーゴル・ストラヴィンスキーという、20…
東京バレエ団のピエール・ラコット版『ラ・シルフィード』(1月19日 東京文化会館)のタイトル・ロールを踊った上野水香がすばらしい。こんなにアメージングでワンダフルな演技に接せられる体験は稀なもので、鑑賞者として感謝。観劇後、夢見るような気分がず…
[EKKKYO-!](1月14日〜17日 東京芸術劇場小ホール1)という催しを観ました。冨士山アネットのproduce公演。これは、演劇やダンス、パフォーマンスといった枠を超えて、いま、注目されるエッジーな団体やアーティストを企画・構成の長谷川寧みずからセレクトし…
バレエ関係者との会話の際話題にのぼったのですが、今年は「ラ・フィユ・マル・ガルデ」(1789年にフランスにて初演)が相次いで上演される珍しい事態が発生します。 現在上演される全幕バレエのなかでも『ジゼル』とともに最古の部類にはいる田園バレエであり…
東京バレエ団『ラ・シルフィード』(1/17-19)公演プログラムに寄稿しました。 上野水香とマリインスキー・バレエのレオニード・サラファーノフの共演が話題ですが、その合間に行われる若手公演「マイ・キャスト シリーズ」主演の高木綾と柄本弾について紹介し…
新国立劇場 2010/2011シーズンラインアップが1月15日付で発表されました。 2010/2011シーズンラインアップ:バレエ http://www.nntt.jac.go.jp/cgi-bin/cms/kouen_list02.cgi#season2 2010/2011シーズンラインアップ:コンテンポラリーダンス http://www.nntt.…
東京バレエ団が来る5月に導入する『オネーギン』の主要キャストが発表されました。 タチヤーナを踊るのは斎藤友佳理、吉岡美佳というベテラン名花に加え、舞台度胸抜群な田中結子。オネーギンはベテラン3人が分け合いました。オリガは皆、実力者なので安心し…
昨夏で12回目迎えたバレエの祭典「世界バレエフェスティバル」。その際の公演プログラムに東洋大学教授・舞踊評論家の海野敏氏の寄稿された「輝ける世界バレエフェスティバルの歴史〜データで読むダンサーと作品の変遷〜」という記事がありました。 バレエフ…
暗黒舞踏の始祖・土方巽の出演したカルトシネマ『江戸川乱歩全集 恐怖奇形人間』(監督:石井輝男)が1月16日(土)22:30〜新文芸坐のオールナイト上映「新春シャンソン歌手ナイト 高英男×美輪明宏」で上映されます。昨年4月に次ぐ同劇場での上映。 本作は1969年…
昨年2009年は現代舞踊の発展に尽くした江口隆哉の33回忌、そして今年2010年はわが国のスペイン舞踊のパイオニアである河上鈴子の23回忌にあたります。それを機会に、日本の舞踊界の礎を築いたふたりの功績を讃えて「江口隆哉 河上鈴子 メモリアル・フェスタ …
東京バレエ団特別団員であり、ダンサー/俳優として広く活躍している首藤康之が舞踊家・振付家の中村恩恵 とのコラボレーション『時の庭』(世界初演)に出演しました(1月7〜12日 神奈川県民ホール ギャラリー)。これは「日常 場違い」展という展覧会にあわせ…
金森穣率いるNoism1に、新メンバーが加入したそうです。中川賢です。 6歳から現代舞踊を和田朝子に師事しており、Noismの本拠・新潟の隣県である富山出身。関東国際高校演劇科でクラシックバレエを後藤早知子に師事。日本大学芸術学部演劇学科洋舞コースを…
東京バレエ団のラコット版『ラ・シルフィード』公演(1月17〜19日 東京文化会館)を控え、ジェイムズ役でゲスト出演するレオニード・サラファーノフが来日したようです。 新着情報 レオニード・サラファーノフ到着!(01/07) http://www.thetokyoballet.com/b…
コンテンポラリー・ダンスにおいてコンペからフェスティバルへ、そして各地から世界ことにアジアへという流れが加速しています。乗越たかお氏らが指摘してきましたがこのところのイベントからしてそれが顕著に。世界各国からのディレクターが集い海外参加ア…
新年の幕開けを飾る新国立劇場「ニューイヤーオペラパレス ガラ」が今年も行われました。バレエガラとオペラガラの二部構成による公演であり、すっかり定着してきた感があります。今年、バレエ部門で上演されたのが新制作『グラン・パ・ド・フィアンセ』(振…
昨年、ピナ・バウシュやマース・カニングハムという二十世紀舞踊の革新者が相次いで亡くなったのはコンテンポラリー・ダンスファンや舞踊関係者にとって痛手でした。でも、より広範な人々やさまざまなジャンルのダンスを踊っているアーティストにとってショ…
明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。 2009年は経済不況を感じさせないくらいに内外のさまざまの公演が続き盛況でした。今年もため息の出そうな豪華ラインアップが続きます。 3月のパリ・オペラ座バレエ、6月の英国ロイヤル・…