Noism第4期活動更新決定!

りゅーとぴあ新潟市民芸術会館レジデンシャル・ダンス・カンパニーNoismが平成25年8月から平成28年8月まで活動延長することが決定した。
「Noism」 2016年まで活動延長(10/20 16:27 テレビ新潟)
http://news24.jp/nnn/news8821885.html
10月7日付でリリースされた新潟市報道資料により判明していたが、20日午後、りゅーとぴあで第4期活動更新決定および今夏Noismメンバーが出演し芸術監督・金森穣がバレエとオペラの演出・振付を行った「サイトウ・キネン・フェスティバル松本2011」出演報告の記者会見が行われ正式に発表された。
Noismは2004年に創設され、現在第3期(平成25年8月)までの活動は決まっていたが、さらに2016年の夏まで3年間の延長となる。
ヨーロッパスタイルのプロフェッショナルなダンスカンパニーNoismの誕生は、日本のダンスシーンの新たな幕開けを予感させた。実際、期待にたがわず『NINA〜物質化する生け贄』(2005年)『Nameless Hands〜人形の家』(2008年)などの話題作を連打し、2007年以降、7か国10都市で海外公演も行っている。芸術性や実績は申し分ないにせよ、このご時勢に行政や市民の理解を得られなければ劇場付・行政の支援を得たカンパニーを継続するのは容易ではないと想像される。快挙といえるだろう。
2008年夏、第3期活動更新延長(6年目〜9年目)が決まったのは、金森が33歳という振付家としては異例の若さで芸術選奨文部科学大臣賞(舞踊部門)を獲得するなど各顕彰や舞踊賞の相次ぐ受賞によって金森とNoismが社会的に認知された時期と重なる。今回の活動延長は近年続く海外公演の成果、「サイトウ・キネン・フェスティバル松本2011」に参加し、同フェス制作のプロダクションをもって中国公演も行い、伊・フィレンツェ公演が決定していることなどグローバルな活躍が後押しとなったのかもしれない。
いずれにせよダンス関係者やファンのみならず行政や地域社会の理解を得るだけの有無を言わさぬ実績を重ねきたことは敬服に値しよう。さらなる展開を楽しみにしたい。そして、新潟市と金森&Noismに続く存在が出てきてほしいと切に願う。


[rakuten:topculture:10238747:detail]


NINA materialize sacrifice [DVD]

NINA materialize sacrifice [DVD]


PLAY 2 PLAY [DVD]

PLAY 2 PLAY [DVD]