NBAバレエ団クリスマス公演『くるみ割り人形』

平成20年度文化庁芸術創造活動重点支援事業
NBAバレエ団クリスマス公演『くるみ割り人形
演出・振付:安達哲
金平糖の精:原嶋里会
王子:ヤロスラフ・サレンコ
クララ:笹田ももこ
雪の女王:深山圭子
ドロッセルマイヤー:ワレリー・グーセフ
指揮:榊原徹
演奏:東京劇場管弦楽団
合唱:中野区民合唱団
(2008年12月20日 なかのZERO大ホール)

NBAバレエ団は『くるみ割り人形』を2ヴァージョン持っている。1幕雪の国の場をイワノフ原振付で復元した版は大きな話題となった。今回上演されたのは芸術監督、安達哲冶の手がけた版。安達がプログラムに記しているように“子供の夢を人形たちとともに進めていく”という趣向である。昨年に続いての中野での公演であり、去年同様中野区民合唱団がコーラスで参加して地域文化との交流が行われた。いくつかのバレエスクールの子どもたちも出演。彼ら彼女らにとって大人のダンサーたちに混じって生オケ付きの本格的な舞台を踏むことは得難い経験になるのではないだろうか。