2010年8月下旬〜9月下旬

久々の更新となり8/1〜8/19までの公演が抜け落ちてしまいました。
8/20-9/30の間のリストになります。
★注意事項★

■原則首都圏の洋舞(バレエ、コンテンポラリー・ダンス、フラメンコ、現代舞踊等)の主なる&見逃せない公演をフォロー。不注意でスルーしてしまうことはお許しください。興味関心や守備範囲によって若干の偏り等が出ることもあるかと思いますが、重ねてお許しください。演劇等の周辺ジャンルは折々独断と偏見で掲載。
■ジュニア・児童公演、新人公演・勉強会的公演、発表会やそれに類するものは教育上の配慮や諸事情から原則取りあげません。また、子ども向け公演や全国ツアー都心での公演のないもの・少ないもの等はとりあげないことも。チラシ等配布も少なく一般観客に対して公演告知、情報公開の少ない公演等も同様に後手に。
■首都圏以外の公演は、基本的に公共施設・団体の主催する公演OR管理者が定期的に実見している、状況把握のできているもののみ原則掲載。
■情報の誤り等による被害等に関しては責任を追いかねます。悪しからずご了承ください。HPリンクを極力貼っておりますので一次情報の確認を願います。

■来日公演■
【ダンス】

デルガド・フッシュ 『桃色のズボンと赤いヌバックの先の尖ったハイヒールをはいて、襟ぐりが緩んだセーターの上に着た空色のウールのロングコート』
●9/3(金)19:00、9/4日(日)14:00&19:30/愛知芸術文化センター小ホール
¥前売‐3,000 当日‐3,500 学生(前売)‐2,000
http://aichitriennale.jp/
2002年にナディーン・フッシュとマルコ・デルガドによってスイスのベルンで結成されたグループ初来日。愛知トリエンナーレ単独公演。“鍛えられた強靭な肉体から生み出されるダンスとエスプリの効いた振付で絶妙なパフォーマンスを見せるデュオグループ”(チラシ等より)。奇妙なヴィジュアルはそそられる。


シディ・ラルビ・シェルカウイ×首藤康之『アポクリフ』
●9/4(土)18:30、9/5(日)14:00/Bunkamuraオーチャードホール
¥S-11,500 A-9,500 B-7,500
http://www.kajimotomusic.com/
ベルギー王立モネ劇場制作で2007年初演。欧州で注目を浴びる振付家シェルカウイと積極的な活動ぶりの目立つ首藤のコラボレーション作品として話題に。チケット代は高いが切れない。

ヤン・ファーブル『Another Sleepy Dusty Delta Day〜またもけだるい灰色のデルタデー』
●9/18(土)19:00、9/19(日)14:00、9/20(月・祝)14:00/愛知芸術文化センター小ホール
¥前売‐5,000 当日‐5,500 学生(前売)‐3,000
http://aichitriennale.jp/
●9/22(水)19:30、9/23日(木・祝)15:00/伊丹・アイホール
¥前売‐3,800円 当日-4,300円 学生&ユース(25才以下)前売‐2,800(当日3,300)
http://www.aihall.com/
●9/26(日)/高知県立美術館
¥前売‐3,000 当日‐3,500
http://kochi-bunkazaidan.or.jp/~museum/
●10/2(土)18:00、10/3(日)15:00/金沢21世紀美術館シアター21
¥前売‐4,000 当日‐4,500
http://www.kanazawa21.jp/
おなじみベルギーが生んだ前衛パフォーマンスの旗手による2008年初演作品。母と妻へのオマージュの込められた女性ソロダンス。踊るのはオリジナルキャストでありながら『主役の男が女である時』日本公演の際には来なかったイヴォナ・ヨゼク。あいち公演の決定に伴い300名のオーディションで決定したギリシア人のアルテミス・スタヴリディ。オリジナルキャストでありながら『主役の男が女である時』日本公演の際には来なかったイヴォナ・ヨゼク。ファーブル信者向けか。首都圏での公演はないので注意。

エマニュエル・ユイン『心奪(Shinbai)―魂の略奪、あるいは飛翔』
●9/23(木・祝)19:30、9/24(金)19:30、9/25(土)19:30、9/26(日)15:00/スパイラルホール
¥一般‐4,000 学生‐2,000
http://www.spiral.co.jp/
フランスのアンジェで活動するエマニュエル・ユインと、華道・石草流師範の奥平清鳳によるコラボレーション。


■国内公演■
【バレエ】

松山バレエ団『眠れる森の美女】(日生劇場版)
●8/20(金)11:00、8/21(土)11:00&15:00、8/22(日)11:00&15:00/日生劇場
¥S-6,000 A-4,000 子ども(中学3年生以下)は半額※全席完売
http://www.nissaytheatre.or.jp/
夏休み恒例となった日生劇場国際ファミリーフェスティバルに松山バレエ団が参加。主演は森下洋子&清水哲太郎のゴールデン・コンビ。ルドルフ・ヌレエフ版を日生劇場版として上演する。

東京バレエ団ドン・キホーテ
ダニール・シムキン×小出領子 主演
●8/20(金)18:30&8/22(日)15:00/ゆうぽうとホール
¥11,000〜4,000(他にペア割引券・学生券・エコノミー券あり)
上野水香×高岸直樹 主演
●8/21(土)15:00/ゆうぽうとホール
¥10,000〜3,000(他にペア割引券・学生券・エコノミー券あり)
http://www.nbs.or.jp
納涼バレエに最高な演目&プロダクション。踊りに次ぐ踊りが魅力的だ。まれにみる超絶技巧の持ち主ながら小柄で愛嬌あって身のこなしも優雅な逸材・シムキンと身体のラインがきれいできっちり美しく踊る俊英プリマ・小出の共演は楽しみ。上野と高岸ペアはダイナミックで息の合ったパートナーシップが見られそう。



堀内元バレエUSA
●8/22(日)17:00/兵庫県立芸術文化センター阪急中ホール
¥全席指定‐2,500
http://www1.gcenter-hyogo.jp/
兵庫県立芸術文化センター主催による「1hour シアター」シリーズとしてセントルイス・バレエ団芸術監督である堀内元の新作を含む日本未発表作品を上演する。

日本バレエ協会「全国合同バレエの夕べ」
●8/24(火)17:00/文京シビックホール大ホール
¥全席指定‐6,000(開演1時間半前より座席指定券と会場入口にて交換)
http://www.j-b-a.or.jp/
全国各支部からの出品を含めた上演によって日本バレエの現在が分かる企画。気鋭振付者の創作上演も少なくない。今年は西田佑子、志賀育恵という脂の乗りかかってきた気鋭プリマの競演に注目。

松山バレエ団『眠れる森の美女』よりスペシャルハイライト
●8/27(金)17:00&8/28(土)11:30/渋谷C.C.LEMONホール
¥全席指定‐4,000
http://www.matsuyama-ballet.com/
森下洋子&清水哲太郎主演でハイライト版上演。洋子先生のお話付。

小林紀子バレエ・シアター『コンチェルト』『チェックメイト』『パキータ』
8/28(土)18:30、8/29(日)15:00/ゆうぽうとホール
¥10,000〜6,000
http://www.nkbt-tokyo.com/
ニネット・ド・ヴァロワの『チェックメイト』はやや重苦しいが歴史的価値はある。

東京バレエ団『ジゼル』
アリーナ・コジョカル×ヨハン・コボー 主演
●9/8(水)19:00、9/9(木)19:00/ゆうぽうとホール
¥13,000〜5,000(ペア割引券・学生券あり)
http://www.nbs.or.jp/
英国ロイヤル・バレエの若き名花とその公私のパートナーでノーブル・ダンサーとして、また演技派として鳴らすベテランの共演。



全国公演
吉岡美佳×後藤晴雄 主演
●9/10(金)19:00/川口総合文化センター リリア
http://www.lilia.or.jp/
●9/26(日)15:00/ふくやまリーデンローズ
http://www.city.fukuyama.hiroshima.jp/r-rose/
斎藤友佳理×木村和夫 主演
●9/12(日)15:00/よこすか芸術劇場
http://www.yokosuka-arts.or.jp/
●9/19(日)18:00/春日井市民会館
http://www2.lib.city.kasugai.aichi.jp/zaidan/
上野水香×高岸直樹 主演
●9/15(水)18:30/アクトシティ浜松
http://www.actcity.jp/
●9/18(土)14:30/三重県文化会館
http://www3.center-mie.or.jp/center/bunka/event_c/2010/0918.html
●9/21(火)18:30/大分・iichikoグランシアタ
http://www.emo.or.jp/
●9/28(火)19:00/富山・オーバードホール
http://www.aubade.or.jp/
●10/3(日)15:00/越谷・サンシティホール
http://www.suncityhall.jp/
佐伯知香×長瀬直義 主演
●10/5(火)18:30/石巻市民会館
http://www1.odn.ne.jp/~adf53200/center/

貞松・浜田バレエ団『ドン・キホーテ
●9月23日(木・祝)17:00/尼崎・アルカイックホール
¥SS-7,000 S-6,000 A-5,000 B-4,000
http://www.sadamatsu-hamada.com/
キリアン、ナハリンらの現代作品のほか古典作品の丁寧なステージングにも定評ある団。プティパ/ゴルスキー版に基づいてニコライ・フョードロフが再演出したバージョンだ。キトリに廣岡奈美を抜擢。バジルはアンドリュー・エルフィンストン。

【ダンス】

群々(むれ)『静かな日』
●8/20(金)17:00&20:00、8/21(土)14:00&17:00&20:00/東京都港区芝参道のとある物件
¥2,700(前売のみ)、群々割引‐7,500(3名の団体割引)
http://newworldm.exblog.jp/13722516/
民家でのパフォーマンスの模様。面白そう。

ダンスがみたい!12・大倉摩矢子 『ブルー・ガール』/根岸由季 『honnin-R』
●8/20(金)19:30/日暮里・d-倉庫
前売‐2300(学生‐2000) 当日‐2800(学生‐2500)
http://www.mayakoookura.com/ http://negishiyuki.jugem.jp/
コンテンポラリー・ダンス、舞踏、パフォーマンスのメッカ・die pratze主催のダンスフェスティバルの一環。舞踏系だがコンテンポラリーな質感の精密な踊りの光る大倉、初期型や吉福敦子作品等で活躍する個性派・根岸が並ぶ好プログラム。

ケイタケイ's ムービングアース・オリエントスフィアLIGHT, Part 27『消える米畑』
●8/20(金)19:30、8/21(土)16:00、8/22(日)16:00、8/23(月)19:30、8/24(火)19:30、8/25(水)19:30/豪徳寺・スタジオ・ムービングアース
¥前売‐2,500 当日‐3,000 学生前売‐1,500 学生当日‐1,700
アメリカを拠点に多国籍のダンサーと世界中で公演してきたポスト・モダンダンスのカリスマが、このところ日本で精力的な活動を始めた。代表作LIGHTシリーズの代表作をリ・クリエーションして全編上演としては日本初演を果たす。

現代舞踊協会スペシャル・ダンス・セレクションin ひょうご」(第31回現代舞踊フェスティバル)
●8/21(土)17:00/兵庫県立芸術文化センター阪急中ホール
¥全席指定‐3,000
http://www.gendaibuyou.or.jp/
各地から通を唸らせるコアなメンツかつ現代舞踊には縁遠い人でも楽しめる訴求力を持ったアーティストが揃った。ユーモラスな味のなかに深い人間洞察を忍ばせる佐藤小夜子、巨匠なのに相変わらずブッ富んだ個性を貫く若松美黄、ジャパニーズ・モダンダンスとコンテンポラリーな感覚の妙なる融合をみせる倉知可英、クール&ビューティ&ポップなカリスマ舞姫・内田香etc.。兵庫を代表する舞踊団である貞松・浜田バレエ団が特別参加し、同団出身でドイツで活躍する森優貴振付の傑作コンテンポラリー・バレエ『羽の鎖』を上演するのも見逃せない。

金魚(鈴木ユキオ)新作『HEAR』
●8/21(土)18:00、8/22(日)14:00/金沢21世紀美術館
¥前売‐2,500 当日‐3,000
http://www.suzu3.com/
金沢21世紀美術館レジデンス作品。木炭画アニメーションで知られる辻直之、劇団維新派の音楽でも知られる内橋和久と組んで金魚を主宰する鈴木ユキオが新作を発表する。来年2月に東京公演が予定されているが、今回、22日のみ東京公演含め一度限りの、内橋によるライブ演奏バージョンを上演。


徹の部屋vol.9 黒沢美香(Dance)×齋藤徹(Bass)
●8/27(金)19:30/東中野・ポレポレ坐
¥予約‐2,500 当日‐3,000
http://za.polepoletimes.jp/
黒沢と齋藤という老練な実力者同士のコラボレーション。

鍵田真由美・佐藤浩希フラメンコライブ desnudo vol.7
●8/27(金)15:00&19:00、8/28(土)14:00&18:00/代々木上原ムジカーザ
¥全席自由‐5,000※ほぼ完売状態
http://www.arte-y-solera.com/
従来のフラメンコの枠を超えた実験的な試みを主に行ってきたシリーズ。

EKODA de DANCE 2010 FROM 江古田――日藝から羽ばたいた舞踊家たち
●8/27(金)19:00、8/28(土)18:00/日本大学芸術学部江古田キャンパス北棟中ホール
¥前売‐3,000 当日‐3,500
http://www.ancreative.net/ekoda/
市原昭仁(山海塾)『L/R』、舘形比呂一 『MORIO』、珍しいキノコ舞踊団 『音楽と。』を上演。

EKODA de DANCE 2010 SINCE 1975――ポストモダン世代の舞踊家たち
●8/31(火)19:00、9/1(水)19:00/日本大学芸術学部江古田キャンパス北棟中ホール
¥前売‐3,000 当日‐3,500
http://www.ancreative.net/ekoda/
厚木凡人『まどろみ』、黒沢美香『燃ゆるキャデラック』、加藤みや子『あらべすく』、ジェシ・ザリット『BINDING』より抜粋を上演。

熊谷和徳×東京フィルハーモニー交響楽団「Revolution 革命」
●8/31(火)19:30/東京オペラシティコンサートホール
¥SS‐ 8,500 S‐ 6,500 A‐ 4,000
http://www.revolucion2010.info/
タップ・ダンスの風雲児・熊谷が天下の東京フィルと共演するという驚きの企画。

舞踊作家協会
●9/1(水)19:00/ティアラこうとう小ホール
¥全席自由‐3,000
http://www.kcf.or.jp/tiara/concert_detail_020200300270.html
舞踊作家協会連続公演《伝統と創造》第154回は《ダンスの風かおる日々》。芸術監督=尾上菊之丞新井雅子、河野潤。河野潤、藤原悦子、横井茂・新井雅子、尾上菊之丞の作品を上演。

EKODA de DANCE 2010 トライアルステージ
●9/3(金)19:00/日本大学芸術学部江古田キャンパス北棟中ホール
¥前売‐2,000 当日‐2,500
http://www.ancreative.net/ekoda/
エリザベス・コルベットジェシ・ザリットの指導のワークショップ・ショーイング2作品、島崎徹振付: Dance Forum Taipei『Grace』を上演。

「dancetoday2010」
●9/3(金)19:30、9/4(土)15:00、9/5(日)15:00/彩の国さいたま芸術劇場小ホール
¥全席指定‐3,000
http://www.saf.or.jp/
伊藤郁女 『Island of no memories―記憶のない島』、KENTARO!! 『「」の中』を上演。ドゥクフレ、プレルジョカージュ、シェルカウイ、プラテルらの作品に相次いで出演する超売れっ子になった伊藤作品は気になる。KENTARO!!作品には才色兼備のカリスマ・ダンサー康本雅子が出演。

小林嵯峨+Nosuri『kRUMI-2』
●9/3(金)19:30、9/4(土)19:30、9/5(日)17:00/日暮里・d-倉庫
¥前売・予約‐2,500 当日‐3,000
http://www.kobayashi-saga.jp/
土方巽直系のベテラン女性舞踏家によるグループ作品。

アンサンブル・ゾネ Klang Tanz vol,3 Improvisation live
●9/4(土)18:30/神戸・旧グッゲンハイム邸
¥前売‐2,500 当日‐3,000
http://www.eonet.ne.jp/~ensemblesonne
関西・東京等で幅広く活動する実力派舞踊集団のライブ公演。出演:高瀬アキ(ピアノ)、中村恩恵、垣尾優、アンサンブル・ゾネ 。

井手茂太新作ダンス『から騒ぎ』
●9/5(日)15:00/いわきアリオス小ホール
¥2,000 学生‐1,000 当日各300増
http://iwaki-alios.jp/
シェイクスピアの「から騒ぎ」をモチーフとした井手茂太&斉藤美音子のデュオ。

舞踊への招待 - 目白三人の会 -
●9/6(月)18:00/東京芸術劇場中ホール
¥大人‐2,300 中学生以下‐1,300
http://www.toshima-mirai.jp/
恒例の芙二三枝子、花柳千代小林紀子の主宰する舞踊団のジョイント公演。

Generis(ゲネリス)第2回 新作公演『カルミナ・ブラーナ
●9/10(金)19:30、9/11(土)19:30、9/12(日)16:00/吉祥寺シアター
¥前売‐3,000 当日‐3,500
http://www.akirakasai.com/
昨年春のanother BATIK公演に次ぐ笠井叡+BATIK/黒田育世によるコラボレーション。笠井は舞踏黎明期から活躍し、いまやコンテンポラリー・ダンス界の大御所。黒田は大ヒットした映画「告白」にも重要な役柄で出演して話題になったコンテンポラリー・ダンス界の寵児。燃焼度の高いダンスが見られそう。

関内ホール コンテンポラリーダンスシリーズ・タバマ企画
●9/11(土)15:00&19:00/関内ホール小ホール
¥前売‐2,500 当日‐3,000 学生割引各500引き
http://kannaihall.jp/
田畑真希が主宰するタバマ企画の公演。横浜ダンスコレクションR受賞作品『ドラマチック、の回』と田畑のソロ『TOWER』を上演。本年度のトヨタアワードは逸したが、派手さはないけれども良質な動きを追求した誠実な作風ではある。

梅田宏明 『Haptic』『 Adapting for Distortion
●9/11(土)19:00、9/12(日)14:00/愛知芸術文化センター小ホール
¥一般‐3,000 学生‐2,000
http://aichitriennale.jp/
梅田は、ダンスのみならず、映像・音響・照明も自らプランニングする異才ヴィジュアル・アーティスト。インスタレーションも手掛ける。ラップトップ一つ(二つという説を聞いたが…)を手に世界中の舞台芸術フェスティバル等を飛び回って引く手あまたの大活躍、日本公演のほうが少ないという稀有な存在だ。尖鋭的なパフォーミングアーツに興味ある人は一度はみておいて損はないだろう。


コンドルズ 『SKY WITH DIAMOND』
●9/17(金)19:30、9/18(土)14:00&19:00、9/19(日)17:00/東京芸術劇場中ホール
¥前売‐4,500 当日‐5,000
http://www.condors.jp/
学ラン姿で踊り、演じ、遊ぶ野郎どもによる人気カンパニー。

ダンスカンパニーカレイドスコープ「 Dance Show Case in DBB」
Aプロ
●9/18(土)16:00、9/19(日)13:00&16:00/南林間・Dance Brick Box
Bプロ
●9/25(土)16:00、9/26(日)13:00&16:00/南林間・Dance Brick Box
¥3,000(全席自由・日時指定)
http://homepage2.nifty.com/KALEIDOSCOPE/
多彩極まりない振付術を駆使して創意ある動きを生むことにかけては天才的な才能を誇る二見一幸とカンパニーメンバーらによる創作ショーケース。二見作品、『パレードの馬』が各方面で大絶賛を浴びた加賀谷香作品、さらには外部から冴子を招いての作品を上演するなど意欲的な試み。A・Bプロで内容は異なるので注意。

現代舞踊協会「2010 時代を創る 現代舞踊公演」
●9/22(水)19:00、9/23(木・祝)19:00/東京芸術劇場中ホール
¥全席自由‐3,500
http://www.gendaibuyou.or.jp/
現代舞踊の新鋭・中堅クラスをフォローできる。プログラムは日替わり。

黒沢美香・高野尚美『薔薇の人――南国からの書簡』
9月28日(火) 15:00・19:30 開演
●9/28(火)15:00&19:30、9/29(水)15:00&19:30/日暮里・d-倉庫
¥前売‐4,000(学生‐2,500) 当日‐4,500(学生‐3,000)
http://www.k5.dion.ne.jp/~kurosawa/
怠惰にかけては勤勉な黒沢美香のソロダンス『薔薇の人』黒沢美香・高野尚美 編「南国からの手紙」。ともに2世舞踊家として独自の存在を示す黒沢・高野の共演は予測不能で楽しみ。

【その他】

青年団石黒浩研究室 ロボット版『森の奥』
●8/21(土)14:00&19:00、8/22(日)14:00、8/23(月)19:00、8/24(火)14:00&19:00/愛知芸術文化センター小ホール
¥一般‐3,000 学生‐2,000
http://aichitriennale.jp/
脚本・演出:平田オリザ、テクニカルアドバイザー:石黒浩大阪大学)によるロボット演劇の試み。世界初演

「BLANK MUSEUM LOOKING FOR THE SHEEP」
●8/28(土)15:00、8/29(日)15:00/原美術館
¥前売‐5,500 当日‐6,000
http://www.webdice.jp/blankmuseum/
美術館の休館日に行われる音楽と映像とパフォーマンス等によるクロス・カルチャーイベント。日によって出演者・内容は異なる。

第11回基の会
●9/10(金)18:00/国立劇場大劇場
A-10,000 B-7,000 2階自由席‐5,000 3階自由席‐2,000
http://motoi-kuromon.com/
花柳基のリサイタル。清元『保名』、長唄船弁慶』に加え、関西バレエの才人振付家・矢上恵子が振付を手掛ける新作『かくて陽は昇りぬ』が注目される。

チェルフィッチュ『わたしたちは無傷な他人である』
●9/24(金19:00、9/25(土)14:00&19:00、9/26(日)14:00/愛知芸術文化センター小ホール
¥一般‐3,000 学生‐2,000
http://aichitriennale.jp/
ダンス界からも注目される演劇ユニットチェルフィッチュの公演。今年2〜3月に発表された岡田利規作・演出の最新作『わたしたちは無傷な別人であるのか?』を練り上げ完成版として「あいちトリエンナーレ」にて世界初上演する。

五耀会 大阪松竹座公演第二回
●9/25(土)14:00/大阪・松竹座
¥一等8,000 二等‐4,000
http://www.goyokai.com/
舞台芸術」としての日本舞踊を追求しつつその魅力を広めていこうとする気鋭舞踊家・5人(西川箕乃助、花柳寿楽、花柳基、藤間蘭黄、山村若)による意欲的なプロジェクト。今回で4回目、大阪では2回目となる。長唄『連獅子』、長唄『瓢箪鯰』、常磐津『忍夜恋曲者』、長唄七福神船出勝鬨』を上演。