年末回顧の時節
各紙誌に回顧記事やベスト公演&ダンサーアンケートが載る時期となった。「読売新聞」や「音楽舞踊新聞」には記者や批評家の記事がのっている。私は「オン・ステージ新聞」(12/25発売)、「ダンスマガジン」(12/27発売)にそれぞれベスト公演等を回答。
今年の収穫として多くの批評家、ジャーナリストが挙げているのが、ナチョ・ドゥアト&スペイン国立ダンスカンパニー『バッハへのオマージュ』、ヤン・ロワース&ニードカンパニー『イザベラの部屋』。マリインスキー・バレエとボリショイ・バレエの合同ガラやアレッサンドラ・フェリの引退記念公演「エトワール達の花束」も人気を集めている。国内バレエでは新国立劇場バレエ団『椿姫』『オルフェオとエウリディーチェ』、Kバレエカンパニー『海賊』、佐多達枝バレエ公演などに多くの票が入っている。国内コンテンポラリー/モダンではNoism『PLAY 2 PLAY-干渉する次元』、ニブロール『no direction。』のほか東野祥子(BABY-Q)、鈴木ユキオ(金魚)の名も。フラメンコでは小島章司、鍵田真由美など。首都圏以外では神戸の貞松・浜田バレエ団、名古屋の松岡伶子バレエ団の公演/ダンサーに複数の批評家が触れている。「オン・ステージ新聞」の新人賞は舞踊家・清水健太(Kバレエカンパニー)、振付家・キミホ・ハルバートが獲得。
個人的にはすべて国内団体のものを選出した。時期遅れとなるけれども年明けにも2007の私的回顧をblogにて発表予定。
DANCE MAGAZINE (ダンスマガジン) 2008年 02月号 [雑誌]
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