ラ ダンス コントラステ『真夏の夜の幻(ゆめ)』

芸術文化振興基金助成事業
ラ ダンス コントラステ『真夏の夜の幻(ゆめ)』
構成・演出・振付:佐藤宏 
タイターニア:酒井はな オーベロン:西島千博
ハーミア:依田久美子 ライサンダー:武石光嗣
ヘレナ:山口智子 デメトリアス:増田真也
パック:岩沢彩・堀内麻未子 ボトム:石井竜一
(2008年11月9日 吉祥寺シアター)

クラシックバレエをベースにコンテンポラリーな振付を駆使、古典の読み替え等を行っているのがラ ダンス コントラステだ。今回の公演は“女優バレリーナ”酒井はなとマスコミでおなじみの西島千博という当代きってのスーパースターが出演するため話題を集めていた。西島ファンと思しき女性たちが詰めかけ客席は熱気ムンムン。シェイクスピアの『真夏の夜の夢』をスタイリッシュに脚色、上演時間は70分あまりと無駄のない、しまった構成が特徴で多様な観客層の興味をつなぎとめることに成功していた。