ユース・アメリカ・グランプリ(YAGP)2009結果発表

アメリカをはじめ世界各地のバレエスクールで奨学生として学ぶ権利を得ることのできるバレエコンクールがユース・アメリカ・グランプリ(YAGP)です。
毎年ニューヨークで開催、9〜19才のダンスを学ぶ生徒たちが集っていきます。審査員らによるワークショップも行われバレエ関係者の貴重な交流の場ともなっているようです。またガラ公演では世界のトップスターが出演し、昨年はベルリン国立バレエのポリーナ・セミオノワと東京バレエ団上野水香がニューヨークデビューを飾ったことが大きな話題になりました。年々存在感を増しているイベントと言えます。

本年度のコンクールの結果が発表されています。


http://www.yagp.org/eng/NY_winners_2009.php


日本勢は大活躍。プリコンペティティブ部門で名古屋の塚本洋子バレエ団からの出場者が、アンサンブル部門で埼玉の金田・こうのバレエアカデミーが第1位を獲得しています。塚本さんは荒井祐子や榊原弘子、米沢唯らをローザンヌはじめ国際バレエコンクール上位に導いた実績の持ち主。金田・こうのバレエアカデミーは近年コンクールでの躍進が目につきます。今回他にもベスト12に残る日本人ファイナリストが続々と。

来年の日本予選が12月に兵庫・尼崎で行われ、同時にガラ公演が尼崎と東京で行われるようです。日本語版のホームページもあるので詳しく参照できます。

http://www.yagp.org/japan/