Noism1『NINA‐物質化する生け贄』台湾公演決定

既報ですが、金森穣率いるNoism1が今秋10月に台湾の国立中正文化中心(National Chiang Kai-shek Cultural Center)にて公演を行うようですね。
2005年初演の『NINA』は、これまでに北南米・ロシア・韓国でも上演されています。人間と物質をテーマにしたこの大作は初演時から世界水準の作品として絶賛を浴びました。そして短期間に海外公演を重ねているのはまさに快挙というに他なりません。新潟・りゅーとぴあの劇場専属カンパニーとして地域に根付き、同時に地域から世界へと発信していく文化としてNoismの存在価値は一層高まっていくでしょう。
先日、ヴッパタール舞踊団のピナ・バウシュが急逝しましたが、ヴッパタールという町はバウシュとそのカンパニーによって注目され、世界中から多くの人々が訪れるようになりました。金森も新潟をそういう存在にしたいとインタビュー等で語っています。
ローカルとグローバルを意識したNoismの活動からますます目が離せません。
Noism公式blog:「NINA‐物質化する生け贄」台湾公演が決定いたしました!
http://www.noism.jp/blog/2009/08/nina.html