文化庁芸術祭賞決定

平成21年度(第64回)文化庁芸術祭賞が18日発表されました。
平成21年度(第64回)文化庁芸術祭賞の決定についてhttp://www.bunka.go.jp/geijutsu_bunka/geijutsusai/pdf/21_geijutsusai.pdf
舞踊部門受賞6件

大賞(関東):該当なし
大賞(関西):該当なし
優秀賞(関東):志田真木(琉球舞踊「真木の会」の成果)
優秀賞(関東):森田志保(「はな6」の成果)
優秀賞(関西):貞松・浜田バレエ団(特別公演「創作リサイタル21」の成果)
優秀賞(関西):山村若有子(山村若有子リサイタルの成果)
新人賞(関東):花柳典幸(花柳典幸の会の成果)
新人賞(関西):金子扶生(地主薫バレエ団公演「くるみ割り人形」の演技)

舞踊部門は関東・関西とも大賞は該当なし。関西ではこれで3年連続大賞が出ていません。関東も一昨年に続いて大賞なし。審査の厳しさが伺われます。
関東ではバレエ系の参加が少なく、日舞、フラメンコ勢が競うように出ていた印象があり、結果にもそれがあらわれている感じです。関西ではバレエ系が毎年熱心に参加。貞松・浜田バレエ団は平成17年度に大賞を獲得していますが、その際はオハッド・ナハリン振付『DANCE』が対象でした。今回は「創作リサイタル」全体の成果が認められたということでしょう。金子は内外のバレエコンクールで上位入賞を果たし大器として注目される存在。これを機にさらに注目されるでしょう。
なにはともあれ、受賞された方々、おめでとうございます。