「第38回ローザンヌ国際バレエ・コンクール」TV放映

第38回ローザンヌ国際バレエ・コンクール決選の模様がNHKにて放映される。

チャンネル:教育/デジタル教育1
放送日:2010年 5月 1日(土)
放送時間:午後2:00〜午後3:45(105分)
出演:佐々木万璃子 解説:安達悦子 聞き手:礒野佑子

http://cgi4.nhk.or.jp/hensei/program/p.cgi?area=001&date=2010-05-01&ch=31&eid=12910
本選にはビデオ審査を通過した69人が参加。話題はなんといっても見事第3位(スカラシップ賞)に入賞した佐々木万璃子の活躍だろう。3歳でバレエを始め、八王子市の川口ゆり子バレエスクールで学ぶ15歳。決選では、『ラ・バヤデール』からのヴァリエーションとコンテンポラリーとしてキャシー・マーストン振付『トレーセス』を踊った。他の日本人の決選出場者であるアクリ瑠嘉、木ノ内周の演技も見られる。
先日、このコンクールの創設者フィリップ・ブラウンシュバイグの死去が報じられたが、その功績は大きい。過去のローザンヌ入賞者をみると、錚々たる顔ぶれ。若い踊り手の資質・将来性を見抜き、世に出すことにかけては右に出るものはない。佐々木は、スカラシップを得て、9月から英国ロイヤル・バレエスクールに留学する。その前には、佐々木を育てた川口と今村博明の主宰するバレエシャンブルウエスト『シンデレラ』全幕(5月22、23日 八王子市芸術文化会館いちょうホール)、7〜8月に行われる「清里フィールドバレエ」にも出演するようだ。若い才能のさらなる活躍・発展に期待したい。
Prix de Lausanne 2010

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