「ダンストリエンナーレトーキョー2012」公式サイトがオープン!

9月〜10月に東京・青山で行われるコンテンポラリー・ダンスの一大イベント「ダンストリエンナーレトーキョー2012 / DANCE Triennale Tokyo 2012」(主催: 財団法人児童育成協会(こどもの城)、株式会社ワコールアートセンター、共催:株式会社タゲレオ出版、青山ブックセンター株式会社)の公式サイトが5月1日、オープンした。
http://www.datto.jp/
2002年にビエンナーレとしてスタートし、現在は3年に一度、世界の振付家・ダンサーが東京・青山を中心に集う国内最大級のダンスの祭典。五回目となる今回は、青山円形劇場、スパイラルホールでの公演、ワークショップのほか、青山通りに面するスパイラル1Fショウケース、シアター・イメージフォーラムでのダンスフィルム上映や青山ブックセンター本店でのダンス関連書籍のフェアやトークイベントなどを予定している。
参加予定アーティストは、ベルギー、ブラジル、フランス、ドイツ、インドネシアイスラエル、韓国、スイス、オランダ、日本の10か国20以上のカンパニーが参加する。アラン・プラテル、ヤスミン・ゴデールといった欧州の大物だけでなく、アジアフォーカスと題されたプログラムでは、ジェコ・シオンポ(インドネシア)、チェ・シンハン(韓国)、近藤良平(日本)というアジア勢に焦点を当てる。ジャパンフォーカスと題されたプログラムでは、平敷秀人、田畑真希、21世紀ゲバゲバ舞踊団、川村美紀子という気鋭を取り上げる。
なお「ダンストリエンナーレトーキョー 2012」は文化庁平成24年度国際芸術交流支援事業において舞踊のみならず音楽・演劇・古典芸能等含めた全採択事業のなかで最高の助成受給が予定される(5,000万円)。また、セゾン文化財団のパートナーシップ・プログラムにも選ばれ、森下スタジオが貸与される。広く内外の芸術団体等が参加し高い水準の舞台をみせるとともに、わが国のダンス界を活性化し、広範にわたる観客に訴求する国際フェスティバルとなることが強く求められる。成功を願いたい。