「ダンスがみたい!新人シリーズ11」講評掲載

「ダンスがみたい!新人シリーズ11」(主催:「ダンスがみたい!」実行委員会 共催:die pratze 助成:EUジャパンフェスト日本委員会)が1月5日〜15日まで日暮里・d-倉庫で行われた。1日4組×9日間=36組の“新人”たちが妍を競った。
昨年、一昨年に続いて新人賞審査委員を務めさせていただいた(他に志賀信夫氏、貫成人氏)。
1/21日付で受賞者が公表された。

新人賞:COLONCH『エスケープ』
オーディエンス賞:井田亜彩実『魚は痛みを感じるか?』

そして、先日d-倉庫HPに講評が掲載された。
「ダンスがみたい!新人シリーズ11」受賞者の発表と審査員の講評
http://www.geocities.jp/azabubu/s11_c.html
上演時間制限は30分。ノンセレクトではなく映像審査を経ているとはいえ20分〜30分の作品が大半である。それを一日4組・10日前後みるのは容易ではない。一作年など言葉が悪いけれども時間を持て余しているような凡作もあって疲労感を覚えたのも事実である。が、今回は観るに耐えないような作品は皆無に等しかった。底上げ著しく「レベルが高い」「粒ぞろい」という声も少なくなかった。
講評で貫氏それに私も記しているが、審査委員の舞踊観は違う。多種多様な上演があり審査は困難を極めた。議論は白熱したが最終的にCOLONCHに新人賞を授与することで決着をみた。個人的には捨てがたい作品がいくつもあって心残りある。でも、合議の結果出した結論を是としたいしCOLONCHには今後ますます健闘してほしいと思う。無論、すべての参加者に対して同様である。
なお一次選考に残ったのは以下の8組(2次選考に残ったものは講評会でも公開していないので、ここでも伏す)。なお、一部で、この8組を「新人賞ノミネート」という風に表記している方たちがいるが、あくまでも審査の経緯上のことであり、公式に「ノミネート」「一次選考突破」という区分けがあるわけではないことを付記しておく。

COLONCH7g水越朋欲張りDDD政岡由衣子愛智伸江×永井由利子Cookie×Cream宝栄美希(出演日順)。

COLONCH「それから、」ダイジェスト

井田亜彩実PR動画Asami Ida