吉田都さんが第52回毎日芸術賞を受賞!

バレリーナ吉田都さんが第52回毎日芸術賞毎日新聞社主催)音楽部門(クラシック・舞踊)を受賞された。
毎日芸術賞村上龍吉田都さんら5人
http://www.yomiuri.co.jp/national/culture/news/20110101-OYT1T00478.htm
対象は昨年6月の英国ロイヤル・バレエ来日公演『ロミオとジュリエット』の演技。同バレエ団とのお別れとなる公演で多くの観客を感動させたのは記憶に新しい。受賞発表された毎日新聞紙上に、評論家の三浦雅士さんが都さんの紹介を書かれている。都さんは観客に感動をあたえただけでなく、英国を中心とした世界的な活躍によって後進の日本人ダンサーを勇気づけたことが素晴らしいと指摘している。同感である。
毎日芸術賞は、あらゆる芸術分野を対象にしたもので、洋舞では過去に森下洋子さんが受賞されている。また、近年では、チャイコフスキー記念東京バレエ団が特別賞を受けている。他では1980年代に牧阿佐美が振付け、主演を三谷恭三が務めた大作バレエ『海』(牧阿佐美バレヱ団公演)がノミネートされたと、かつて故・高柳守雄氏が書かれている文章をバレエ誌で目にしたことがある。いずれにせよ洋舞での受賞はまだ少なく、今回の都さんの受賞は大変に目出度く喜ばしい。おめでとうございます!




吉田都 終わりのない旅

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