日本バレエ協会制定 第29回服部智恵子賞に荒井祐子(Kバレエカンパニー)が決定!

公益社団法人日本バレエ協会制定による第29回服部智恵子賞の選考会が3月3日行なわれ、受賞者に荒井祐子(Kバレエカンパニープリンシパル)が決まった。
http://www.j-b-a.or.jp/topics_top.html
http://www.j-b-a.or.jp/hattori-prize_13winner.html
同賞についてはバレエ協会のHPを参照。

服部智恵子賞は、第7回全国合同バレエの夕べの舞台稽古中にメルパルクホールで倒れ、急逝致しました日本バレエ協会初代会長、服部智恵子を偲び、かつ故人が戦前・戦後を通じて我が国バレエ界の草分けとして寝食を惜しんで我が国バレエ界の発展とその普及に尽力した業績を称える意味で、年間において最も顕著な業績をあげ、かつ将来においてもバレエ界の発展に貢献することが期待されるダンサーに授けられる賞として1985年に制定され、今日に至るまで名実共に我が国を代表するダンサーに授与され続けております。

荒井は愛知県生まれ。8歳より名古屋の塚本洋子バレエスタジオでバレエを始める。1990年、ローザンヌ国際バレエ・コンクールにおいて「スカラシップ賞」を受賞し、ハンブルク・バレエ学校に留学した。海外生活を経て95年にチャイコフスキー記念東京バレエ団に入団。『白鳥の湖』オデット/オディール、『眠れる森の美女』オーロラ、『ドン・キホーテ』キトリなど主役を務め活躍した。2003年秋、Kバレエカンパニーにファースト・ソリストとして移籍入団。2005年にはプリンシパルに昇格。
テクニックが強く絶対的な安定感を誇る。表現力も兼ね備え、数々のレパートリーに主演している。昨年度も『シンデレラ』『ドン・キホーテ』『くるみ割り人形』などに主演。年間を通しての幅広い活躍が評価されたものと思われる。実力・実績ともに十分な大型プリマ。納得の受賞である。ちなみにKバレエ結成以前に同賞を受けている熊川哲也を別にするとKバレエからは初の同賞受賞者となる。
なお選考委員は伊地知優子、うらわまこと、桜井多佳子、藤井修治、三浦雅士、山野博大の各氏。
荒井 祐子|メンバー情報|K-BALLET COMPANY
http://www.k-ballet.co.jp/members/view/6
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