DANCE

鈴木ユキオ(金魚)新作「揮発性身体論」PVおよび昨秋の「プロメテウスの光」映像

音楽、舞踊、演劇、映像の情報、批評による総合専門紙「週刊 オン★ステージ新聞」新人ベスト1振付家(2011年度)に選ばれた気鋭の振付家/舞踊家・鈴木ユキオ(ダンスカンパニー金魚 主宰)の新作公演「揮発性身体論」(2月3〜5日 シアタートラム)の予告編がYouTu…

「トヨタ コレオグラフィーアワード 2012」募集開始

コンテンポラリー・ダンスの振付家の登竜門である「トヨタ コレオグラフィーアワード」の2012年度の概要・募集情報が25日、公表された。 トヨタ コレオグラフィーアワード 2012募集開始! http://www.toyota.co.jp/jpn/sustainability/social_contribution/s…

来日ダンス公演・招聘のあり方について〜ジェローム・ベル『ザ・ショー・マスト・ゴー・オン』日本版上演に思う

舞台芸術シーズンたけなわ、公演がめじろ押しのなか、一際話題を集めたのが、公益財団法人埼玉県芸術文化振興財団とフェスティバル/トーキョーが共催した『ザ・ショー・マスト・ゴー・オン』(11月12、13日 彩の国さいたま芸術劇場大ホール)だろう。 これはコ…

舞台照明家・アイカワマサアキの死から間もなく一年

舞踏やコンテンポラリー・ダンス中心に活動した舞台照明家アイカワマサアキ(相川正明)が急逝したのは昨年の12月29日だった。享年61歳。コンテンポラリー・ダンスにとって2007年に45歳で亡くなった名ダンサー・野和田恵里花に続く痛恨の損失だった。 アイカワ…

横浜市がアートフェスティバル「ダンス・ダンス・ダンス アット ヨコハマ2012」開催

横浜市が来年開催する新たなアートフェスティバルについて発表した。 報道によると来年7月中旬から10月上旬に開催される「ダンス・ダンス・ダンス アット ヨコハマ2012」と名付けられたこのアートフェスは、バレエや現代ダンス、フラダンス、ヒップホップ等…

アキコ・カンダをあらためて追悼する

モダンダンスの第一人者のひとりアキコ・カンダ(本名・神田正子)が亡くなったのは9月23日のことだった。昨年10月より肺癌を患い、芸能活動と闘病を両立させていたが、9月9日〜11日まで青山円形劇場で開催されたリサイタル『花を咲かせるために〜バルバラを踊…

「横浜ダンスコレクションEX」ファイナリスト決定およびMASDANZAでEmily(田中恵美理)が1位獲得 !

既報であるが、来年2月に行われるコンテンポラリー・ダンスの振付家の登竜門「横浜ダンスコレクションEX」のファイナリストが決まった。 昨年リニューアルしたばかりだが、世代交代の波を感じる。みんな若い! http://www.yokohama-dance-collection-r.jp/jp…

Noism第4期活動更新決定!

りゅーとぴあ新潟市民芸術会館レジデンシャル・ダンス・カンパニーNoismが平成25年8月から平成28年8月まで活動延長することが決定した。 「Noism」 2016年まで活動延長(10/20 16:27 テレビ新潟) http://news24.jp/nnn/news8821885.html 10月7日付で…

ダンス トリエンナーレ トーキョー 2012 会期・参加予定アーティスト公表!

2002年にビエンナーレとしてスタートし、現在は3年に一度、世界の振付家・ダンサーが東京・青山を中心に集う国内最大級のダンスの祭典「ダンス トリエンナーレ トーキョー」。2012年秋に第5回が開催されるが、その会期・ラインナップが13日公表された。 同日…

「劇場の発見」について

「劇場の発見」 Vol.1[ダンスの作業から]というイベントが3日より始まっている。日暮里サニーホール・ムーブ町屋という東京・荒川区にある2館の劇場で開催されるものだ。 主催は2館の指定管理者である株式会社シービーシーメソッド。プロデューサーは同社の…

MOKKが活動再開、11月に韓国公演

MOKKというグループがある。 舞踊家・振付家の村本すみれを中心にメンバーは皆スタッフで構成される集団だ。 日本大学芸術学部在学中の2002年に前身が発足し、2007年『---frieg』より活動を本格化してきた。「劇場機構にとらわれない空間からの発信」を軸と…

アキコ・カンダ 逝去

モダンダンスのアキコ・カンダ(本名・神田正子=かんだ・まさこ)さんが、23日午前4時32分、都内の東邦大医療センター大橋病院にて、肺癌から併発した肺炎によりなくなられた。享年75歳。 公式ホームページ トップ 新聞社・出版社 関係各位 http://www.akik…

ダンスがみたい!新人シリーズ9 受賞者公演雑感

今年1月、日暮里のd-倉庫で行われたダンスコンペ「ダンスがみたい!新人シリーズ9」(主催:「ダンスがみたい!」実行委員会 共催:die pratze 助成:文化庁芸術団体人材育成支援事業 EU・ジャパンフェスト日本委員会)。「新人シリーズ」は、若手ダンサー・振付…

Noism1「OTHERLAND」レポート配信&Noismの活躍について

バレエ情報サイト「BALLET FACTORY(大人からのバレエ.com)」(運営:健康ジャーナル社)のBallet Column「高橋森彦のバレエ&ダンス逍遥」が配信された。 5月末に新潟で上演されたNoism1「OTHERLAND」について感想を寄せた。 Noism1 外部振付家招聘企画第4弾「OT…

JCDN「踊りに行くぜ!!」2vol.2の参加ダンス・アーティスト決定!!

JCDNの主催する「踊りに行くぜ!!」は、各アーティストの作品を全国の上演スペース間で巡回上演することによって各地のダンスシーンを活性化させてきた。10年におよぶ第1期を終え、昨年からは作品制作に軸足を移し新たな展開を模索している。 このほど、7月9…

アゴタ・クリストフ死去、「怪物」、Monochrome Circus

ハンガリー出身の作家で小説「悪童日記」(1986年)によって知られるアゴタ・クリストフ/Agota Kristof(1935〜)が7月27日亡くなった。 http://www.lexpress.fr/culture/livre/agota-kristof-est-morte_1015695.html 1956年のハンガリー動乱の際、西側に亡命し…

JCDNを中心としたわが国におけるコミュニティダンス確立へ向けた動向

コミュニティダンスというものをごぞんじだろうか? 教育や健康、福祉、地域の活性などにダンスを用いようとするものであり、イギリスにおいて1970年代半ばから活発になってきたものといわれる。ダンスの持つコミュニケーション力を活かした活動だ。いまでは…

横浜ダンスコレクションEXコンペティション審査員講評

今年2月に行われた、コンテンポラリー・ダンスの若手新進振付家の登竜門といわれる「横浜ダンスコレクションEX」コンペティションの審査員講評が掲載されている。 この種のコンペで問題なのは審査の経緯や審査員の評価が示されぬままうやむやに終わること。…

ダンス・トリビア☆ボヴェ太郎、酒井幸菜、木村愛子、三者の共通点とは!?

コンテンポラリー・ダンスの新たな才能のなかでも個人的に注目している人たちは少なくない。なかでも、ここでご紹介する、ボヴェ太郎、酒井幸菜、木村愛子というアーティストの名はご存じだろうか?3者すべての舞台を意識して観ていれば、筋金入りのコンテン…

現代舞踊協会の東日本大震災をめぐる動きと平成23年度事業予定

“現代舞踊(モダンダンス)の普及向上を図るとともに創作活動を推進し、わが国の芸術文化の進展に寄与することを目的として”(協会HPより)活動している社団法人現代舞踊協会。全国津々浦々に会員を擁し、各地に支部が設けられ、それぞれが合同公演を持ったり…

日本文化財団が事業活動停止

ピナ・バウシュやウィリアム・フォーサイス、マーサ・グレアム、マース・カニングハムらのカンパニーをはじめとして、世界の音楽・舞踊・演劇を長年にわたって紹介してきた日本文化財団が、3月31日をもって事業活動停止を発表した。 事業活動の休止のお知ら…

コンテンポラリー・ダンスのチャリティ公演「作業灯、ラジカセ、あるいは無音」がもたらしてくれた素晴らしい感動!

東日本大震災の被災者の方々・被災地に対し何かできることはないか?舞踊界でも公演を敢行する団体が義援金を募るなど支援の輪が広がっている。そんななか、コンテンポラリー・ダンス界においてすばらしいチャリティイベントが行われた。 東京・北品川本通り…

「JCDN ダンス関係者・被災地状況 情報共有掲示板」 開設

JCDN(ジャパン・コンテンポラリー・ダンス・ネットワーク)からのメール転載します。 東日本大震災に際し、今自分たちが全国のネットワークとして出来ることとしてコンテンポラリーダンスに関わるアーティスト、制作者、劇場やホール関係者など全ての方々のた…

webDICEによる水野立子(JCDNディレクター)へのインタビュー

今週末(3/11、12)にJCDN(ジャパン・コンテンポラリー・ダンス・ネットワーク)「踊りに行くぜ2(セカンド)」東京公演がアサヒアートスクエアにて行われる。2000年にスタートして全国各地のスペース間をつなぎコンテンポラリー・ダンスの魅力を広く紹介してき…

【再掲】「ダンスが見たい!」新人シリーズ9講評掲載!

先日、当方が新人賞審査員を務めた「ダンスが見たい!」新人シリーズ9(1/7〜1/16@日暮里・d-倉庫 平成22年度文化庁芸術団体人材育成支援事業・EUジャパンフェスト委員会 助成)の講評がdie pratzeHPに掲載された旨、ここでご報告した。 だが、掲載いただいた…

「ダンスが見たい!」新人シリーズ9講評掲載!

当方が新人賞審査員を務めさせていただいた「ダンスが見たい!」新人シリーズ9(1/7〜1/16@日暮里・d-倉庫 平成22年度文化庁芸術団体人材育成支援事業・EUジャパンフェスト委員会 助成)の講評がdie pratzeHPに掲載された。 ダンスがみたい!「新人シリーズ9」審…

茨木のり子とダンス〜小尻健太、佐多達枝、池上直子

新潟で行われたNoism2(研修生カンパニー)春の定期公演2011を観てきた。金森穣振付レパートリーから『1/60』(2000年)、『Heavy Ballerina』(2005年『NINA-物質化する生け贄』より)抜粋のほか、元NDT1の小尻健太の『Inscription』を上演した。 小尻作品は、…

横浜ダンスコレクションEX2011受賞結果

2月8日から13日まで横浜赤レンガ倉庫1号館にて行われた若手振付家の登竜門「横浜ダンスコレクションEX2011」のコンペティション部門の受賞結果が発表された。 コンペティション1作品部門 審査員賞:捩子ぴじん MASDANZA賞:竹内梓 若手振付家のための在日フラ…

「横浜ダンスコレクションEX2011」開催中

1996 年に若手振付家育成とコンテンポラリー・ダンスの普及を目指してはじまった「横浜ダンスコレクション」。2005 年には、アジア発のダンスマーケットの起点を打ち出し「横浜ダンスコレクション R」 として改編した。そして、今年から海外招聘公演やシンポ…

「ダンスが見たい!」新人シリーズ9結果発表

「ダンスが見たい!」新人シリーズ9が1月7〜16日までd-倉庫で行われ、新人賞の審査員を務めさせていただいた。8日間31組のダンスを観たが、現在のダンスシーンの縮図の面もあって考えさせられることも多く、貴重な経験をさせていただいた。 新人賞およびオー…