2011-01-01から1年間の記事一覧
この夏報道されたのでご存知の方も少なくないだろうが、芦屋大学(兵庫県芦屋市)が来年4月、経営教育学部経営教育学科にバレエコースを新設する。 公益社団法人日本バレエ協会の薄井憲二会長を客員教授に招いて、バレエを中心に学びながら経営学等について…
MOKKというグループがある。 舞踊家・振付家の村本すみれを中心にメンバーは皆スタッフで構成される集団だ。 日本大学芸術学部在学中の2002年に前身が発足し、2007年『---frieg』より活動を本格化してきた。「劇場機構にとらわれない空間からの発信」を軸と…
モダンダンスのアキコ・カンダ(本名・神田正子=かんだ・まさこ)さんが、23日午前4時32分、都内の東邦大医療センター大橋病院にて、肺癌から併発した肺炎によりなくなられた。享年75歳。 公式ホームページ トップ 新聞社・出版社 関係各位 http://www.akik…
16世紀後半から17世紀初頭にかけて活躍したウィリアム・シェイクスピアの著した戯曲「ロミオとジュリエット」はいわずと知れた名作だ。時代を超えて数々の舞台化や映画化が行われてきたけれども、フランスのジェラール・プレスギュルヴィックが2001年1月、フ…
きたる10月1日&2日、すみだトリフォニーホールで行われるO.F.C.合唱舞踊劇『ヨハネ受難曲』の公演予告が舞台撮影・映像制作を手がける株式会社ビデオが運営するダンス専門サイト「DANCING×DANCING」にUPされている。 http://www.kk-video.co.jp/schedule/20…
優れた舞台芸術を生みだし、多くの人々がそれを鑑賞し楽しめるようにするには創り手と受け手をつなぐアートマネージャーが必要だ。愛知芸術文化センターでは、そうしたアートマネージャーを育成するために、アートマネジメント講座を開催する。 http://www.a…
さる7月30日、東京小牧バレエ団が戦後バレエの先駆者として知られる故・小牧正英(1911〜2006年)の業績を顧み「小牧正英生誕100年記念公演1」を新国立劇場オペラ劇場にて催した。演目は小牧正英の手によって本邦初演されたフォーキン・バレエの名作『ペトルウ…
舞踊評論家の長老で日本民俗芸能協会会長の福田一平さんが3日、胃がんのため亡くなられた。84歳。葬儀は近親者で済ませたという。 http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/obituaries/CK2011090802000033.html http://www.asahi.com/obituaries/update/…
今年1月、日暮里のd-倉庫で行われたダンスコンペ「ダンスがみたい!新人シリーズ9」(主催:「ダンスがみたい!」実行委員会 共催:die pratze 助成:文化庁芸術団体人材育成支援事業 EU・ジャパンフェスト日本委員会)。「新人シリーズ」は、若手ダンサー・振付…
独立行政法人日本芸術文化振興会が9月1日付でプログラムオフィサー(音楽・舞踊)の採用決定についてリリースした。 8月1日付で採用されたプログラムディレクターのもと日本芸術文化振興会が行う文化芸術活動による助成事業に対しての審査・評価体制等の強化を…
舞踊家・演出家の村尚也(坂東鼓登治)さんの主宰する「おどりの空間」は、1981年に超流派の若手日本舞踊家が集まって出来た集団である。 村さんは、踊り創る以外に日本舞踊や能楽に関する評論・著述も手掛けられ、文化庁の重点支援事業や芸術選奨等の選考・…
「ダンスマガジン」10月号(新書館)が27日発売された。 [rakuten:book:15521379:detail]追悼特集ローラン・プティ1924‐2011やギエムのHOPE FOR JAPANのレポート、三浦雅士さんとマニュエル・ルグリの対談など読みごたえ十分。 ことにプティの追悼特集は、ルイ…
未曽有の大震災と原発事故を受けて、多くのアーティストが「ダンスに何ができるか」を自問したり、アートの可能性・限界について否応なしに思考を迫られたりしたようだ。 社会のなかでダンスすることの意義や根拠があらためて問われたわけだが、アーティスト…
フラメンコギターの名手、モライート・チーコ/Moraito Chicoが亡くなった。 スペイン在住のフラメンコジャーナリスト志風恭子さんのblogによると、昨年秋、石井智子フラメンコ舞踊団公演『MAGIA マヒア 魔法』から帰国後間もなく癌が見つかったという。公演…
バレエ情報サイト「BALLET FACTORY(大人からのバレエ.com)」(運営:健康ジャーナル社)のBallet Column「高橋森彦のバレエ&ダンス逍遥」が配信された。 5月末に新潟で上演されたNoism1「OTHERLAND」について感想を寄せた。 Noism1 外部振付家招聘企画第4弾「OT…
JCDNの主催する「踊りに行くぜ!!」は、各アーティストの作品を全国の上演スペース間で巡回上演することによって各地のダンスシーンを活性化させてきた。10年におよぶ第1期を終え、昨年からは作品制作に軸足を移し新たな展開を模索している。 このほど、7月9…
ハンガリー出身の作家で小説「悪童日記」(1986年)によって知られるアゴタ・クリストフ/Agota Kristof(1935〜)が7月27日亡くなった。 http://www.lexpress.fr/culture/livre/agota-kristof-est-morte_1015695.html 1956年のハンガリー動乱の際、西側に亡命し…
当方がステージレポート/コラム「高橋森彦のバレエ&ダンス逍遥」を寄稿させていただいている(株)健康ジャーナル社運営によるバレエ情報サイトBALLET FACTORY(大人からのバレエ.com)のコラムコーナーに、新たな連載が加わりました。 舞踊ジャーナリスト・渡…
コミュニティダンスというものをごぞんじだろうか? 教育や健康、福祉、地域の活性などにダンスを用いようとするものであり、イギリスにおいて1970年代半ばから活発になってきたものといわれる。ダンスの持つコミュニケーション力を活かした活動だ。いまでは…
「東京新聞ほっとweb」に連載されている、「桂枝太郎の東京マドンナを訪ねて」。 これは、落語家の桂枝太郎が、東京の様々な分野で輝くマドンナたちにインタビューし、現在進行形の東京の今を伝える事に挑戦するという企画だとか。 最新版(6/24更新)では、東…
10日、フランスの振付家ローラン・プティが死去した。享年87歳。 世界的振付家、ローラン・プティ氏が死去 http://www.yomiuri.co.jp/national/culture/news/20110710-OYT1T00594.htm パリ・オペラ座バレエ学校を経て、1940年にオペラ座に入団するが、長くは…
このところ日本版アーツカウンシルや「劇場法」等をめぐっての議論かまびすしい。ネット上では、“にわか博士”も現れているようだ。また、民間の文化芸術団体に助成される文化庁/日本芸術文化振興会の文化芸術振興費補助金(トップレベルの舞台芸術創造事業)…
昨秋からWebマガジンに公演レポートを連載させてもらっている。 健康・運動・美容等の出版物を刊行している(株)健康ジャーナル社が運営するWebサイト「Ballet Factory(大人からのバレエ.com)」に掲載させていただいているコラム「高橋森彦のバレエ&ダンス逍…
長野県諏訪市主催の第31回ニムラ舞踊賞に黒沢美香と高野尚美が選ばれた。 黒沢さんと高野さんに「ニムラ賞」 舞踊界発展に貢献 http://www.chunichi.co.jp/article/nagano/20110629/CK2011062902000113.html 同賞は、長野県上諏訪町(現諏訪市)生まれの舞踊…
7月13日に開幕する<マニュエル・ルグリの新しき世界II>の出演者、プログラムに変更が生じたと21日付で主催者が発表した。 <マニュエル・ルグリの新しき世界II>キャスト・プログラム変更のお知らせ http://www.nbs.or.jp/blog/news/contents/topmenu/ii-1…
文化庁「次代を担う子どもの文化芸術体験事業」は、小中学校等において、一流の文化芸術団体による巡回公演を行う、または小中学校等に芸術家を派遣することによって、次代の文化の担い手となる子どもたちの発想力やコミュニケーション能力の育成を図り、将…
東日本大震災に際し、所属を超えた日本人バレエダンサーが内外から集う震災復興支援チャリティー公演「オール二ッポンバレエガラコンサート2011」が8月15日(月)18:00東京・メルパルクホールで開催される。 「オール二ッポンバレエガラコンサート2011」公式…
東京新聞制定による舞踊賞3賞の表彰式が6月3日都内で行われた。 今年は同社の主催する「全国舞踊コンクール」が東日本大震災の影響を受けて中止に。そのため例年あわせて行われる同コンクールの入賞者や優秀指導者の表彰はなく、式の出席者もやや少なかった…
日本芸術文化振興会が、6月1日付で、文化芸術活動への助成に係る新たな審査・評価等の仕組みの在り方について意見募集の実施を発表した。 昨秋から注目を集める日本版アーツカウンシル設立等に向けて動き出したようだ。建設的な提案、オープンな議論が望まれ…
新書館の発行する「ダンスマガジン」が2011年7月号をもって月刊化20周年を迎えた。 27日発売の同号では20周年特別企画として「ダンスのいま、そして未来」という特集を組んでいる。数々のスターダンサーが登場した20年分240号の表紙をすべて掲載。月刊化以後…